東方蒔夢原~Champaign of Unfinished Dreams

 

*** この作品は個人の東方風設定集です。ゲームは存在しません。

*** 日本語が下手です。間違いがあったら、すみません。

*** オマージュが含まれているかもしれません。

 

 

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  • バックストーリー

 

幻想郷の夏は、今年も時間通りにやってきた。

昼が長くなるにつれて、朝寝坊をするのも難しくなった。

 

この日、巫女は夢から覚め、目をこすりながら神社を出て、体を動かしに行く―

その時、弾幕が何の前触れもなく彼女の前をかすめた。

「うわわ、何だこれ?!」

周りは不規則に高速で動く弾幕に包まれている―

そう、幻想郷で戦うためのものた。

それどころか、遠くからかすかに騒音が聞こえてきた。霊夢は目を上げて探しているんだが、魔法の森の方向のようだ。

魔理沙に相談してみようか?

そう思った時、白黒の魔法使いがほうきに乗って霊夢の前に飛んできた。

「おい霊夢、不思議だなあ。魔法の森に突然、空に浮かんでいる文字がたくさん現れた。しかも、魔力を持っているように、自主的に行動する。これは異変だぜ、異変!あれ、ここ…これらの弾幕は…?!」

 

どうやら違うところで異変が起きているようだ。まず神社の周りから調べましょう。霊夢はそう思って、御札を持って飛んでいった。

 

 

遠く、輝く野原で、彼女はゆっくりと目を開けて、両手を広げて新しい世界を抱きしめたいようだ…

 

 

【タイトルテーマ:夢に見た遥かな楽土】

 

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難易度を選択

 

浅い夢

浅い眠りの夢。目が覚めた後にぼんやりと跡を残す。

 

甘い夢

うっとりさせる夢。夢と現実を見分けてよ。

 

儚い夢

夢中になると、それに飲み込まれないように。

 

白昼の夢

叶わぬ白昼の夢を、それでも求める人がいる。

 

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  • 一面

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暴走する日常風景

博麗神社周辺

【BGM:不安な風に吹かれて】

 

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霊夢:まったく、あちこちめちゃくちゃでしたなぁ。これらの弾幕は一体どこから来たの。

 

【エプロ · ラーグラム 登場】

 

エプロ:ここに近づかないほうがいいですよ。なぜか分かりませんが、弾幕が暴走しちゃった…

霊夢:は?つまり、こちらの弾幕を操るのはあんたのだろう?

エプロ:こう言っても間違いないですが…今はこれを言う場合ではない。バグを確認する前に、邪魔しないでくださいませんか?

霊夢:よく分からないんだが、あんたを倒したら、弾幕の暴走は止まるんだろうね?

エプロ:そう思いません…

霊夢:とりあえずやってみよう。

 

【BGM:暴走弾幕のカーニバル】

 

【エプロ · ラーグラムが倒された】

 

エプロ:だから、私を倒してもバグは消えません。

霊夢:うむ…じゃ、いつ元に戻る?

エプロ:もうちょっとで修復できると思います。

霊夢:まあ、いいわ。

 

 

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エプロ · ラーグラム

彼女は人間の欲望から生まれた神霊である。

弾幕プログラミングしたい」「華麗な弾幕を作りたい」「上級者を倒す超難しい弾幕を作りたい」など。しかし、様々な理由から、これらの強い欲望は満足されず、忘れ去られ、幻想に入った。

このため、彼女は生まれつき弾幕に対する執念を持っている。暇な時、彼女はいつも手の中の変なもの(外では“パソコン”と呼ばれるよう)を使って、毎日毎日弾幕プログラミングをしている。しかし、自分の力が足りないためか、おもちゃみたいな弾幕を作るしかない。

最近、彼女は自分の力がだんだん強くなってきたことに気づいた。彼女は自分が毎日修行した結果だと思っていた。わくわくしている時に、ある人が訪ねてきて、その夢を一緒に完成しようと言った。彼女はためらうことなく承諾し、今までの心の穴を平らにしたいと願っていた。

 

しかし、彼女はまだ自分の力をうまくコントロールできないので、周りの弾幕が狂ってしまった。あらあら。

 

 

  • 二面

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二面  森の中の不協和音

しらべの墓場

【BGM:夢魘千秋楽】

 

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霊夢:あちこちに騒音が鳴っている。

            一体どういうこと?

 

【楽塚 魘音 登場】

 

魘音:思い出せない…思い出せない…

ここにあるはずの私のテーマ…いったいどんなものなんだっけ?

霊夢:おい、まさかあんたは騒音を出すやつか?

魘音:人間…?しらべの墓場に乱入してきたなんて…博麗の巫女か?

霊夢:墓場って…?まあ、確かに陰気さを感じたが―

いや、この辺りの騒音はいったいどういうこと?

魘音:仕方ないわ。美しいメロディーを奏でられたら、誰が騒音を出したいの?

霊夢:仕方ならあるんだよ。あんたを倒したら、騒音が止まれるよね?

 

【BGM:グレイブオブメロディー】

魘音:どうしても戦うなら…

 

【楽塚 魘音が倒された】

 

霊夢:よかった。やっぱり騒音が止まったね。

魘音:結局だめか…私のメロディーなんて、全然思い出せない…

霊夢:あ、そうだ、メロディーといえば、先ほど戦う時、前の騒音とは違ったメロディーが聞こえてきたようだ。いい曲だね。

魘音:……?!本当…?まさか、私ついに「夢のメロディー」を思い出したのか…!

これで、その夢も叶えるんだろう…!

霊夢:「夢」…?なんだか厄介事の予感がするんだけど。

 

 

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楽塚 魘音

彼女は音楽に秘められた霊力と、人間の執念を混ぜた音霊である。

音楽にはもともと霊力が含まれていて、「綺麗な音楽を作りたい」という欲求があって、霊力をだんだん形体化させていくのが「音霊」である。

 

彼女は音霊の中でも特殊な存在。

彼女の誕生を直接促したのは、「東方風音楽を作りたい」という欲望でした。しかし、様々な理由で、これらの欲望は満たされず、放置され、忘れ去られ、幻想に入った。そのため、彼女は音霊でありながらも、不協和音を奏でるしかなかった。他の音霊や妖怪たちに排斥され、ずっと一人ぼっちでいる。

彼女がぼんやりと覚えているのは、人々が自分に美しいメロディーを与えようとしたことだ。今は忘れられた存在になっても、彼女はその美しいメロディーを思い出したいのだ。

そこで彼女は自分でその「夢のメロディー」を再現しようとしたが、何度も失敗に終わった。失敗した不協和音は彼女に葬られ、やがてメロディの墓場となっていく。彼女も毎日この墓場をさまようしかないんだ。

 

最近、どういうわけか、彼女は自分の力がだんだん強くなっていることに気づいていた。心に疑いが生じている時、ある人が訪ねてきて、その夢を一緒に完成しようと言った。彼女は考えた末に、その人に承諾した。

―いずれにしても、状況は今より悪くないはずでしょう。

 

 

  • 三面

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三面  役者のいない劇場

魔法の森

【BGM:孤独で甘い繭の間】

 

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霊夢:ここには変な文字が溢れているのか。今回の異変は本当におかしいね。

 

【叢影オフィーラ登場】

 

フィラー:あら、すみません。あまりにもシナリオに夢中になりすぎて、うっかりして霊を出してしまったようです。

霊夢:…霊?これらの浮遊する文字のことか?

フィラー:そのとおり。これらの文字は、私が作ったシナリオから生み出された霊です。

霊夢:シナリオ?あんたが作ったもんか?

フィラー:数々の名劇を暗記した私、自分のシナリオを書きたいですね。

そう、ここにいるあなたはシナリオの一つのキャラにすぎません。そのセリフも、その勝利も

―そして、この「私」も。

霊夢:何言っているのか全然分かんない。とにかく、先ほどのように、あんたを倒したら、すべてが元に戻るんだわね。

フィラー:そう、これこそあなたのバトルセリフなのよ。

そして私の返事は――

 

【BGM:オフィリアの箱庭劇場】

 

【叢影オフィーラが倒された】

 

フィラー:ぐぅ…シナリオの通り、ここは確かにあなたの勝利よ。だから、あんまり自慢しないでね。

霊夢:シナリオなんてどうでもいいや。ただ、あんたを倒し、異変を解決したら、どうしても嬉しくなる。まあ、すべてをシナリオと見なすあんたは、たぶん理解できないんだろう。

フィラー:台本にないセリフを言ったみたいですね…はい、メモしますわ。

でも、私たちの夢は、あなたにも止められませんよ。

霊夢:また「夢」か。あんたたちの言ってる夢はいったいどういうことなんだろう?

フィラー:特別に教えてあげましょう。この方向にまっすぐ行くと、答えが現れるのです。

霊夢:これもシナリオのもんか。

 

 

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叢影オフィーラ

彼女は異国から来た影の使者である。

彼女は生前から、すでに奇特な力を持っていた—

捨てられた影たちを自分に委ね、自由に影を操ることができる。しかし、この不思議な能力によって、彼女は人間社会から排斥され、疎遠され、不吉な存在と見なされた。それでも、彼女は影たちを捨てるに忍びない。その後、物語の中で述べたように、彼女は影たちと一緒に旅行し、小さな移動劇場を開設した。

 

以前、劇場での仕事は、俳優たちにセリフを提示することでした。そのため、彼女は多くの名劇の脚本を暗記し、セリフを提示するだけの仕事に満足しなくなった。彼女は自分のシナリオを書きたいと思っている。このシナリオの中で、彼女自身もその一つの役で、かつての人生とは全く違った物語を演じている。

どうやってこのシナリオを書くべきか、そう考えていた時、ある人が訪ねてきて、彼女に自分の計画を述べた。オフィラーはぱっと明るくなった—

目の前の人が叶えたい願いは、最高の題材ではないか?そして、彼女はすべての情熱をこのシナリオの創作に注ぎ込んだ。

 

—ただただ、創作に夢中になり、自分のシナリオが全部だと思っていた彼女は、すべての舞台裏に、まだ真の策謀者がいるとは気づかなかった。

 

 

  • 四面

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野原の入り口

【BGM:色溢れる道しるべ】

 

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霊夢:ようやく不気味な魔法の森が出た。あれ…?ここの野原?もともとあったんだっけ?

ところで、この近くになぜ妖精が集まっているの?しかも同じ方向に向かってる。

 

霊夢:妖精がそこに集まっている。ちょっと見に行こうか。

 

【稚彩ちえか 登場】

 

ちえか:あっ、博麗の巫女さんね。

霊夢:あんたは…?(妖精のボスには見えないけど)

ちえか:私はちえか。絵を描く魔法使いよ。

霊夢:じゃ、周りの妖精はどういうことか?まさかあんたが描いたもんか?

ちえか:この子たちか…

私はこの子たちのに似顔絵を描いてるのだから。

霊夢:似顔絵…?

ちえか:巫女さんも似顔絵をもらいたいなら、あそこに並んでね。

霊夢:あ、はい…いや、違うわ!聞きたいのは、あんたとその「夢」にも関係があるのか?

ちえか:どうやら全部知ってるね。

霊夢:やっぱりそういうことか。じゃ、相談する必要はないんだ。

ちえか:絵は気持ちを記録し、思いを伝えるものなのよ。こんなに綺麗な姿(立ち絵)を持っている君もきっとわかるよね。

それなのに、絵を描くのを邪魔するのは失礼だと思わない?私の作品はもうすぐ完成するの。その前特別に似顔絵を描いてあげよう—

—もちろん弾幕で!

 

【BGM:スピリチュアルシーナリー~千彩】

 

【稚彩ちえかが倒された】

 

ちえか:ありゃりゃ…やっぱり巫女さんには勝てないのかな

—でも、遠くの野原を見たのかい?その光あふれる野原…

つまり、もう止められないということなんだよ。

霊夢:ふん、ちょうどあんた達が何をしているのを確認したい。

ちえか:巫女怒る!という似顔絵を描いてあげようか?

霊夢:自分に残せよ。

 

 

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稚彩 ちえか

彼女は魔法使い—

とは言え、最初に生まれた時は、もともとは神霊のようなものでした。「美しい絵を描きたい」という欲望が彼女を生んだので、生まれた時から絵に執着していた。これらの欲望は後に忘れ去られたが、彼女はそれをあまり気にしていない。

だんだん、彼女は絵の中に潜む魔法を見つけた。長年の努力を経て、こいう魔法を自由に操れるようになった。彼女が描いた絵は、魔力を持つかのように、人と人の心を結びつけることができる。彼女も単なる神霊ではなく、魔法使いになった。

 

彼女の唯一の願いは絵を描くことだ。楽しい絵、悲しい絵、静かな絵、怒りの絵…絵を通して、彼女は違った感じを味わえるようになり、様々な人生を過ごしてきたようだ。彼女はこんな日々に夢中になっている。

彼女も人々のために似顔絵をかいたことがある。似顔絵を手にした人たちはとても喜んで、絵の魔力に感染したようだ。

 

こんな日が続いている。ある日、ある人が訪ねてきて、「君の力を借りてやりたいことがある」と言った。彼女はちょっと考えて、その人の頼みを聞き入れた。

—彼女はまだ「立ち絵」というものを描いたことがなかった。新しいスタイルを試してみる機会があれば、断る理由はどこにもないんだろう。

そしてもう一つの理由は、彼女もその人の言葉に心を打たれた。その願いが叶うなら、自分の絵でもっと多くの人を動かすことができたら…

 

彼女はそっと、そっと期待していた。

 

  •  五面

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五面  夢をまく野原にて

蒔夢原

【BGM:お祭りは今日から】

 

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霊夢:ああ、急がないと、とんでもないことが起こりそう。

 

【枢 紗依 登場】

 

紗依:あら、これは博麗の巫女じゃないですか?君もお祭りに来たのかしら?

霊夢:反対に、それを阻止しに来たの。

紗依:でも、この祭りの理由はまだ分かりませんよね?

霊夢:私の仕事は异変を起こしたやつを退治することだ。犯人が言った理由は、聞く必要があるとは思わない。

紗依:君には君の役目があるかもしれんが、私たちにも私たちの願いがあります。空虚の中をさまよう痛みを感じることがありますか?

霊夢:いや…异変を解决する仕事が充実しすぎたと思うんだけど。

紗依:やっぱり…この幻想郷で注目されている君には、「未完成」の苦しみは分からないはずでしょう。

霊夢:それを褒める意味にしよう。

紗依:他人が私たちに完遂を与えられないなら、私達自身で完成しましょう。この祭りは、夢の蘇生を祝うために行われた、もう一度自分たちの存在を確認するための交響曲。私は、幸いにもその指揮者になりました。今、私達の夢はもうすぐ完成します。それはみんなの思いが込められた最高傑作で、誰にも壊すことは許されない。

霊夢:また勝手なやつか、本当に腹が立つ。じゃ、あんた達の祭りに、博麗の素敵な弾幕を送りましょう。

 

【BGM:十人十色の輝き~Glory of Everyone】

 

【枢 紗依が倒された】

 

紗依:そんな……私達の願いの力がまだ足りないのかしら?

霊夢:いや、私は强すぎるからだと思う。

紗依:結局君に負けてしまいましたね。でも、こんなことはもうどうでもいい。

—今、この野原に夢が生まれています。私たちの念願はもうすぐ…

霊夢:だから、あんたたちの「夢」は、いったい…?

まあ、自分で確認してみよう。

 

 

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枢 紗依

同じく人間の強い欲望から生まれた神霊でもあるが、彼女を生み出す欲望は「弾幕を作りたい」「音楽を作りたい」という具体的な欲望ではなく、多くの人が抱いている「東方風作品を作りたい」という欲望である。

そのため、彼女が持っている能力は、ある具体的な能力ではなく、様々な才能を持つ人々を協調させる能力である。立派な楽団には指揮が欠かせないように、彼女の能力は複数のメンバーで行う創作にも欠かせない。

 

人々がこのような「欲望」を捨てた後、彼女は幻想に入り、毎日何もしないでぶらぶらしている。彼女の心の奥底では、自分が生まれた理由—

つまり、未完成の「夢」を忘れたことはない。しかし、忘れられた欲霊の力は、あまりにも弱すぎて、彼女は愿いを叶える方法が思いつかず、悔しくて彷徨うしかなかった。

 

最近、彼女は自分の力がだんだん強くなっていることに気づいた。人間はもっと多くの「欲望」を捨てて、自分自身がより多くの力を得ているというか?彼女は少し戸惑っていて、さらに驚き、喜び—

それは、それまでの夢がようやく叶えるということか?

 

紗依はこのせっかくの機会を無駄にしたくなく、いろいろ探し、ついに同じ境遇、同じ願いを持つ仲間を見つけた。彼女たちは様々な能力を持っている—それは夢を叶えるのに十分のことだ。

紗依は彼女たちを説得しようと試みた。彼女の穏やかで頼りになる性格や、その能力のためか、物事が順調に進み、他の人たちは一緒にその夢を完成させると約束した。

 

—もし他人が私達に完遂を与えられないなら、私達自身で完成しよう。

彼女たちは情熱を燃やした。

そう、力を合わせたら、一度忘れられた夢は必ず蘇り、希望に満ちた野原に芽生えるのでしょう。

 

  •  六面

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六面 夢の野原の果て

蒔夢原深処

【BGM:懐かしい嘆き】

 

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霊夢:どうして…?

なんだか懐かしい感じがする…

【??】それは、あなたが失った夢を思い出したのだから。

 

霊夢:…誰?

 

【蒔野 夢乃原 登場】

 

夢乃原:私はこの野原の主、遠い夢を呼び戻す者。

—そして、この存在しない「ゲーム(夢)」そのものである。

霊夢:この野原…?そうだ、この一度も見たことのない野原は一体…?

夢乃原:ここは蒔夢原—

夢を葬る場所であり、夢がよみがえる場所でもある。忘れられた夢は星の数ほどある。この蒔夢原は、失われた夢を呼び戻す場所である。

そこのあなたは、どんな夢を思い出したの?

霊夢:うむ…私の夢ならたくさんあるよ。でも、忘れていない。ちょっと面倒だが、ずっとそばにいるんだ。

(参拝客が多いように、仕事が少ないように、もっと美味しいおにぎりを食べたい…なんて、言わないほうがいいよね。(汗))

夢乃原:いいわね。あなたは強い。

霊夢:そ、そんなに强くないわ。

ところで、あんたは前に敗れた神霊たちに作られたものだから、あんたも神霊に似た存在なんでしょう。

夢乃原:よく分からないが、あなたが言ったのかも。

霊夢:じゃ、残念だが、あんたを退治しなければね。

夢乃原:……どうして?悪いことは何もしてないのに?

霊夢:勝手に「神」を作るなんて、危険極まりない。バランスが崩れるわ。

夢乃原:……

神を勝手に創るのは間違っていると言うなら、私達を勝手に捨ててしまうのは正しいことなのか?人間は昔と同じように尊大ね!

霊夢:精神はまだ不安定か。しょうがない、本当の「夢」の力を見せてあげよう。これは口先だけのことではないぞ。

夢乃原:わ、私は負けないわ!みんなで精一杯作ってくれて、私もみんなの夢を守りたいの!

 

夢乃原:彷徨う苦しみを感じよう、傲慢な人間!

霊夢:本当の强さを知れ、泡影の偽夢!

 

【BGM:幻夢楽土~ロストドリームズ】

 

 

夢符【夢の種子】 Easy

夢符【夢の芽生え】 Normal

夢符【未だ蕾む夢の花】 Hard

夢符【咲き誇る夢の花】 Lunatic

 

弾符【愉快な弾幕祭り】 Easy / Normal

弾符【狂おしい弾幕祭り】 Hard / Lunatic

 

楽符【ハーモーニアスミュージック】 Easy / Normal

楽符【ディスコーダントムーブメント】 Hard / Lunatic

 

書符【昨日に埋もれたシナリオ】 Easy / Normal

書符【明日に甦るシナリオ】 Hard / Lunatic

 

絵符【風花雪絵】 Easy / Normal

図符【ヒデンイミジズ】 Hard / Lunatic

 

【夢の遺失物取扱所】 Easy / Normal

【夢の帰る場所】 Hard / Lunatic

 

【エターナルウィシェズ】 Easy / Normal / Hard / Lunatic

 

 

【BGM:輝く夢の花、うたかたの如く】

【リーバースオブドリームズ】   Last Spell

 

 

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蒔野 夢乃

彼女は紗依たちが叶えたい「夢」の本体、つまりこの存在しない「ゲーム」そのものである。

あるいは、様々な能力によって生み出された奇跡の具現。

そのため、彼女は生まれてからクリエーターたちの持つすべての特質を備えている—

華やかな弾幕、美しい音楽、綺麗な姿(立ち絵)…

まるで夢のような存在である。

 

しかし、すべての夢が朝に消えてしまうように、彼女の存在は極めて脆く、儚く、不安定である。

なにしろ、彼女を創造したのは「忘れ去られた願望」で、彼女の存在は、これ以上の「失われたものの集合」といえる。

 

彼女は人々の心の中の遠い夢を呼び覚ますことができて、過去にその夢を持った日々を思い出させて、心を動揺させる。

—でも、それだけだ。彼女には夢を叶える力を持っていないので、彼女に願をかけても無駄なことだ。

 

彼女自身の力では巫女に対抗するには足りないが、紗依たちの願いがあまりにも執着していたためか、誕生したばかりの彼女にも巫女と戦う力を持っていた。

 

しかし、何と言っても彼女は不安定な存在。敗れた後、自分の存在を維持する力が失われ、彼女も消えていく運命に直面していた。

 

夢の集合とはいえ、彼女自身にもある夢を持っている。それは「すべての夢を忘れられない世界をつくる」ということである。

子供っぽい夢ですが、彼女に似合うかも。

 

 

 

 

君の忘れられた夢は、彼女の一部になるかもしれない。

どんなに大切にしても、諦めざるを得ない「夢」は誰にもあるんでしょう。

でも、いつか振り向いたら、こんなことに気づくかもしれない—

彼女はそこにいて、ほほえんで君を見ている—

その消えることのない夢の野原で。

 

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【エンディングテーマ:夢の果てに見るもの】

 

博麗神社。

 

霊夢:まずい、あいつらは予想以上すごいだわ。ちゃんと準備しなければ…

魔理沙:「夢」という名の霊夢も負けることがあるんかよ。今回の異変はやはりこの私が解決したほうがいいんじゃない?

霊夢:あそこで無駄なことを言うより、さっさとあいつらの情報を一緒に分析しようよ。

魔理沙:はい、はい、霊夢様。

っていうか、霊夢はどうやって倒されたのかい?

霊夢:うん…よく覚えてないが、あの瞬間、いろいろなことを思い出したようだ。

魔理沙:精神攻撃系か…じゃ、惑わされる前に必殺の一撃を—

霊夢:全人類があんたのように単純であればね—

 

今回出会ったのは変なやつばかりなので、夢が覚める前にしっかり準備して再挑戦してみよう。

 

BAD Ending No. 01:夢幻泡影に迷うな

 

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【エンディングテーマ:夢の果てに見るもの】

 

夢が芽生えた野原にて。

 

夏のそよ風が吹いて、涼しさを運んできた。

霊夢:…なぜあんたたちの「祭り」に参加させられたのか?もう全員が私に負けたのに。

紗依:「祭り」というより、お別れ会のようですね。

霊夢:お別れ会…?

紗依:君に負けてから、私たちは彼女の存在を維持できなくなりました。

—つまり、彼女はもうすぐ消えます。

霊夢:……

何か悪いことをしたような気がするんだけど…

紗依:いいえ、乃ちゃんはいい子です。彼女は君に感謝したいと言いました。「夢の本当の力とは何かを教えてくれた」って。

霊夢:…そんなことをした覚えはない。

紗依:とにかく、彼女と一緒に最後の時間を過ごしたいので、勝手に君を引っ張りました。そのわがままを許してください。

霊夢:どうせ酒を飲んで花見をするだけで、別に嫌いじゃないが—

ただ、これで本当にいいのかな。

紗依:心に未練がないとは言えないですが、私たちも幻夢が破れることを知っています。いずれにしても、彼女は私たちの心の中に永遠に存在します。

霊夢:そう……

 

結局、紗依たちの「夢」は叶わなかった。

もともと、彼女たちは忘れられた存在。忘れ物によって生み出された儚い夢にとって、破滅は当然の結末である。

 

でもこんな結末について、霊夢は少し後ろめたさを感じた。

—しかも、それ以外にもかすかに違和を感じている。

霊夢は紗依たちがそう言ったのを覚えている—异変前、彼女たちは自分の力がだんだん强まっていると感じた。でも、霊夢に敗れた後、その力は急速に失われ、「夢」の存在さえ維持できなくなった。

 

—自分には他人の力を奪う能力はないんだよ。霊夢はそう疑っている。

すべてが泡影になる前に、何かを…

 

NORMAL Ending No. 02:南柯一夢

 

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  • EXTRA バックストーリー

 

異変の後、翌日の夜。

霊夢はあくびをして、布団の中に潜り込み、ぐっすりと眠りたいと思う。

その時、ドアをノックする音がした。

 

霊夢:…誰?

紗依:私です。深夜にお邪魔してすみませんでしたが、緊急の用事があります。

霊夢:は?こんな夜中に何か御用?

 

 

紗依:…そういうことです。その人は乃ちゃんの本当の主人だと言って、彼女を連れていこうとしています。

霊夢:つまり、あの人は外から来て、首を突っ込むつもりだよね。

紗依:そうです。とにかく、助けてもらえますか?強い巫女さんなら…

霊夢:あんたたちのことには興味ないが、あいつが本気で外から来たのなら、おそらく何らかの手段で結界を破壊したのだろう。

紗依:きっとそうです。だから、結界のために考えても、助けてもらえますか?

霊夢:まったく、私の「夢」はどうすればいい?もうすぐ甘い夢が見られるのに…

 

 

このまま、霊夢はいやいやながらも、再びあの野原に行くことにした。

 

 

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EXTRA 現に消えた者

消えてゆく蒔夢原(夜)

【BGM:夢のかけら、夜の彼方へ】

 

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霊夢:ここか…?

 

【勘解由小路 瑞浦 登場】

 

瑞浦:やっぱり来たのね、博麗の巫女さん。

霊夢:结界を破る奴はお前か?何の目的?

瑞浦:あら、そんなに凶暴になるな。この辺で面白いことがあったと聞いただけで、式神を一つ二つ作ったら悪くないなぁ~って

霊夢:面白い…?実はあんたこそ、すべてを陰で画策した人なんだろう?

瑞浦:さすが博麗の巫女さんね。でも、心配無用。私のものを取りに来ただけで、後ですぐ帰るぞ。

霊夢:あんたのもの…?まさか…?

瑞浦:そう、私の愛しい式神よ。

 

【枢 紗依 登場】

 

紗依:あなたは一体何者ですか?なぜ乃ちゃんを連れて行くの?

瑞浦:あっ、君がみんなを集めたのね?お疲れ様。

―でも、君もよくご存知であろう。君達の力は彼女の存在を維持することがもうできない。遅くとも明日の朝には彼女は消える。この野原とともに。

紗依:…どうして知っていますか?

瑞浦:借りたものはいつか返す。気づかなかったであろうかい?君達の力は、実は私が貸してあげたもの。そう、可愛い式神たちを通して。

紗依:……!

そういえば、あの力は、確かにこの人の雰囲気と同じところが…

霊夢:分かったわ。あんたこそ彼女たちに力をこっそり与えて、また回収したやつでしょう?

瑞浦:ふふ、さすがに賢い巫女さんね。

実は、あの子を助けに来たのである。私の式神になれば、消える運命を避けられるの。

紗依:どうやってその言葉を信じます?

瑞浦:夜明けまでその子とちゃんと別れを告げてもいい。どう?優しいであろう?

紗依:……

瑞浦:今更、もう選ぶ余地がないわ。あわれだな。一時的に芽生えた願いは、ほどなく見捨てられる。人の心はまさに世事のように変わりやすいもんね。

霊夢:そんなことを言う資格があるとは思わない。

瑞浦:いいえ、今私ここにいる―それこそ最高の証。いずれにしても、私がいる限り、賀茂家は滅亡していないのである。

霊夢:そんなことより、まず私の疚しさを返して、ずるいやつめ!

瑞浦:疚しさ?そんなものは夏の雪―珍しいもんね?

霊夢:ああ、もう―まったく理不尽なやつだ。今日は絶対おまえをこっぴどく殴ってやろう!

 

【BGM:暦法有定、人世無常】

 

 

【勘解由小路 瑞浦が倒された】

 

瑞浦:はいはい、降参降参~

霊夢:全力出したわけじゃないよね?

瑞浦:これも気づかれたか。まあ、そもそも戦うために来たのではないって。

霊夢:じゃ、邪魔をしに来たのかい?

瑞浦:ふふん、われら一族の敵…

いや、冗談冗談―私は一応現世にいるべきではない「忘れ去られた者」である。「忘れられた夢」と「忘れられた者」、その相性はいいと思わない?

それに―

「夢」というものは、この忘れられた場所で朽ち果てるより、やはり現世に戻ったほうがよい。そうであろう?

霊夢:そんなこと…

 

【蒔野 夢乃原 登場】

 

夢乃原:ありがとう、紗依。

でも、このまま消えたくないんだ。そうしたら、もうみんなに会えなくなる。だから、しばらくあの人と一緒に行くと決めた。

―たとえ式神にされてもいい。生き続けていれば、いつか自分の夢を作ることができるのだろう。

悲しまないで。いつかもっと強くなったらまた帰ってくる、きっと。

紗依:……

もしこれが君の選択なら、私たちはここで待っています―帰ってくる日まで。

 

瑞浦:だから、今はようやく悪意がないと信じられるね―

少なくともこの件に、ふふん。

霊夢:やっぱり信じられない…

 

 

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勘解由小路 瑞浦

彼女は賀茂氏の末裔である。

そう、その陰陽術で有名で、安倍氏と互角に渡り合い、安倍氏に何度も負け、今はもう滅亡した家族である。

 

しかも、その「史上最強の陰陽師」は、もともとは賀茂の弟子であった。当時、賀茂氏のある陰陽師は幼い晴明の才能を見込んで、その腕前を晴明に余すところなく伝えた。晴明の陰陽術における造詣はすぐ師を超え、賀茂の不満を買うようになった。以来、安倍と賀茂の両家は長い対立を始めた。

晴明の力が強すぎたせいか、賀茂は安倍に勝てず、賀茂嫡流の勘解由小路氏は、同じく安倍嫡流の土御門氏に敗れ、その後庶流の幸徳井氏も負けて再び衰退した…こうして、安倍氏に三度負けた賀茂氏は、ついに歴史の流れから姿を消し、跡形もなくなった。

 

瑞浦は勘解由小路出身の陰陽師である。彼女は幼い時から陰陽術を習い始め、一族の中で才能が優れてる。今は人間とはいえ、人間の枠をはるかに超えている。寿命を延ばすとか、姿を維持するとか、彼女にとってはもちろんのことである。一族の名はもうなくなったが、彼女はまだ賀茂の末裔を自任している。また、あの有名な陰陽師に対して敵意を持っている。それでも、自分の実力が対抗できないことを知っていて、彼の動向をひそかに観察していた。彼女本人でさえ、自分がこうした理由はよく分からないんだが。

 

数年前になって、彼女は突然晴明の気配を感じた。彼本人の気配というが、別の妖気が混じっていた。これは彼女の好奇心をかき立てた。彼女は密かに式神を放ち、晴明の跡を追っていたが、意外にも不思議な世界を発見した。彼女はこの世界に大きな興味を持ち、晴明のこともしばらく置いていた。

彼女は自分の式神を結界に送り込んだ。すると、どこにいても、その世界の動きをいつでも知ることができる。彼女自身も、たまに結界内に入ってうろうろしている。陰陽術を利用して、隙間の妖怪を驚かせず、結界に小細工をすることは彼女にとっては難しいことではない。しかし慎重な彼女は、姿をさらして災いを招くのを避けるため、普段は式神だけを結界に残してる。

 

最近、彼女は幻想郷で彷徨う神霊が増えているのに気づいた。調査の結果、彼女はこれらの神霊の彷徨の原因を知っていた。人間の強烈な欲望から生まれた霊だが、これらの欲望は満足されず、忘れられ、幻想になってしまった。

―これらの欲霊たち自身に願いをかなえさせたら、面白いことになるのであろう。その考えが彼女の脳裏をよぎった。やつら自身には願いを叶える力が足りないので、瑞浦は式神を通して、自分の力をそっと神霊たちに託した。いつか力が強くなることに気がついたら、何かをするのであろうと。

 

彼女の思った通り、様々な能力を持つ神霊たちが集まって、その願いを叶えるために行動していたが、ついには巫女たちに容赦なく退治されてしまった。もちろん、巫女の動きも彼女の計画の一環。

神霊たちは失敗し、彼女たちが生み出した儚げな「夢」も、やがて悲惨に消えていく―

その時は、まさに自分の出番だ。

瑞浦は微笑んで、手にした折り鶴が静かに羽ばたき、幻想の地へ飛んでいく。

 

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【True Ending Theme:心に生まれたもの】

 

消えゆく野原にて。

やがて別れの時が訪れる。

 

瑞浦:では、約束通り、彼女を一人前に育てるように頑張るわ。

紗依:必ずその約束を守ってください。

瑞浦:それはもちろん。

―そうだ、巫女さんに一つお願いしたいことがある。

たとえ私が現世にいるべきではない人であっても、達成したいことがある。

あの人に「いつかまたここに戻ってくる」と伝えてください。その時また勝負しよう。

霊夢:「あの人」って…?誰?

―おい、逃げるな!

 

 

紗依:……

霊夢:まあ、あまり悲しまないで。いつかまた帰ってくると言ったから。

紗依:いいえ、悲しいわけではありません。ただ、すべてが終わった今、感慨深いだけです。

どこに行っても、彼女はまだこの世界にいると知っています。これで十分。

オフィーラ:パイロットと星の王子様みたいですか?安心してね。私たちの姫様はきっと立派な人になりますよ。

魘音:せめて彼女は夢が叶えると教えてくれた。ありがとう…

ちえか:そうね、乃ちゃんのおかげで、私も新しいインスピレーションを見つけた。

エプロ:今度帰ってきたら、花火のような綺麗な弾幕をたくさん作って迎えるわ!

霊夢:これだけはやめてください。(汗)

 

 

 

東の空が青白い光を帯びて、幻想郷はまた朝を迎えた。

やがて太陽が現れ、この幻想の地に光をまいてくれるのだろう。

夢の野原はもう幻のように消えてしまった。

 

しかし、見えない片隅で、無数の野原がひっそりと生まれている。

あっちも、こっちも

 

―小さな光の如く。

 

TRUE Ending:消えることのない小さな光

 

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【Staff roll theme:晴れの日に旅立つ】

 

【東方蒔夢原     完】

ここまで読んでくれたあなたに感謝します!

 

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おまけ

 

霊夢香霖堂から外の本を借りたが…たしかあいつの敵は「晴明」って…

あっ、分かった…!あいつは―

―道満だ!

(瑞浦:……違う!💢💢